幹細胞培養上清


日本の医療水準は世界の先進国の中でも特に高く、誰もが治療を受けられる長寿国となりました。しかし残念なことに、健康な長寿国とは言えません。認知症や介護を要する高齢者が多い、高齢社会が深刻な社会問題となっています。私たちが本当に望むのは、病気を恐れながら暮らすことではなく、健康で日々の生活を思う存分楽しめる人生ではないでしょうか。健康診断・がん検診・人間ドックは、病気の早期発見とその時点での健康度チェックとしてとても重要です。

では・・・「異常が見つからなかったから大丈夫」というのは本当なのでしょうか。
私たちの身体は、約60万個の細胞で構成されており、この細胞が細胞分裂して増殖し、古い細胞が死んで新しい細胞と入れ替わるということを繰り返しながら、私たちの身体を維持しています。しかし年齢を重ねていくと、今までと同じ生活をしていても身体の組織も細胞も古くなりトラブルが生じやすくなります。

私たちは普段様々なストレスにさらされ、食生活の変化から、栄養バランスも乱れ、食品添加物やタバコの煙など身体に害を及ぼす危険な物質に日々さらされています。このような状況にあっては、細胞分裂に障害が起き、組織の再生能力が脅かされてしまいます。
ですので、私たちの身体は検診で異常が見つからなくても「まだ治療の必要がない」だけで「十分な自己管理が必要な状態」なのです。

次世代再生医療とは

幹細胞培養上清とは、最先端再生医療で、iPS細胞とは一線を画す技術。
シンプルに言うと、細胞を使わない再生医療の主役。

今注目されはじめている幹細胞培養上清

幹細胞の生理活性物質サイトカインは幹細胞が作り出すタンパク質系の生理活性物質で幹細胞同等の再生能力をもっています。この物質は薬剤として産業化に最も現実的な再生医療技術として注目を浴びています。

次世代再生医療を担う幹細胞培養上清

医学界では成長因子(グロスファクター)の発見が有名です。
1986年にアメリカのドクターコーエンはEGF(成長因子)の発見でノーベル賞を受賞しました。
幹細胞培養上清という概念は幹細胞が作り出す成長因子全体を表します。コーエン博士の発見したEGFも再生因子の500種類のメンバーの一つです。「幹細胞培養上清は人体の再生に関してオールグロスファクターで細胞の再生から組織の修復へと多様化した再生を行うことがわかってきました。
単一の成長因子では不可能と思われていた再生医療が幹細胞培養上清によって可能になりつつあります。

〜当院の幹細胞培養上清〜

幹細胞培養上清を作る幹細胞は体の中のいろんなところで生まれます。乳歯の歯髄・骨髄・体脂肪・臍帯から幹細胞を取り出すことができますが、それぞれの起源により再生力が異なります。最も強い再生力を持つ幹細胞は乳歯歯髄であることが、研究の結果から分かっています。

当院で採用している幹細胞培養上清は、世界特許取得の不死化ヒト歯髄幹細胞由来の幹細胞培養上清を使用しています。一般的な生物製剤は、製品の品質にばらつきが出るという欠点がありますが、不死化ヒト歯髄幹細胞培養上清は高品質で安全です。

本来、脳梗塞や脊髄損傷などの治療のために開発されましたが、糖尿病患者さんでの末梢神経障害の軽度改善なども報告されています。

現在の再生医学ではES細胞やiPS細胞による臓器の再生や、幹細胞の移植が主流ではありますが、造腫瘍性や倫理的問題、コスト面をクリアした幹細胞培養上清にも期待が寄せられています。

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